歯磨き上手になるために

日本経済新聞2008年4月19日 「常識点検 NIKKEI PLUS1」より。

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歯磨き上手になるために

日本経済新聞2008年4月19日 「常識点検 NIKKEI PLUS1」を参考に、
歯磨き上手になるための知識やポイントをご紹介します。

歯磨きの基本

歯磨きの基本は次の2つがあります。(ライオン歯科衛生研究所の歯科衛生士の説明として)

4つの歯磨きのポイント

歯磨きのポイントは、次の4つが上げられています。

歯のすき間を丁寧に磨こうと思ってついつい力が入りすぎてしまうことがあるのですが・・・

歯ブラシの交換時期

歯ブラシの交換は、たとえ毛先が開いていなくても1ヶ月たつと毛のコシがなくなるので交換した方がいいということです。

以前「毛先が開いた歯ブラシを何とか復活できないか?」との疑問からネットで調べてみましたが・・・。例えば熱湯を掛ければいいんじゃないかとか、 電子レンジに入れればいいのでは?、もしくは輪ゴムでしばいたらどうだろう?などなど思い巡らせていましたが、どうやら毛先が開くということは 毛の弾力性自体が喪失してしまっていることなので、あれこれ策を講じても再生しないということがわかりました。

つまようじ法・・・歯周病が気になる人へ

岡山大学名誉教授で倉敷成人病センター研究主幹の方の話として、歯周病には「つまようじ法」の歯磨きがおすすめとのこと。 やり方は、歯ブラシの毛先を歯の間に突っ込むようにして、爪楊枝のように突くというもので、次のように磨いていきます。

磨きのコツは、歯ブラシを左右に動かすのではなく、毛先を歯の間に出し入れするように動かすことで、歯肉に毛先が当たるようにして1箇所につき10秒ほど繰り返す。 力加減は、消しゴムで文字を消す時と同じ程度ということです。

この方法ならば、歯ブラシ1本で歯垢除去のみならず歯肉マッサージもでき、歯肉細胞の増殖を促し歯垢に負けない丈夫な歯になるということです。 実際の臨床例でも、つまようじ法で歯肉の出血や歯のぐらつき、口臭が改善したということです。