日刊ゲンダイ2008年4月24日 連載「歯科医のホンネ」より。
日刊ゲンダイ2008年4月24日 連載「歯科医のホンネ」には、
歯の磨き過ぎに対する、耳の痛い話が掲載されておりました。
冷たいモノがひどく染みる・・・
熱いものや甘味に触れても痛みが出る・・・
新聞に書かれていたこの症状は、以前私が体験したものと似たものでした。
どうして、このような症状になるのかといえば、
『診ると歯肉に近い歯の部分が少し削れています。
磨き過ぎて知覚が過敏になり、同時に歯肉を痛めて歯周病になっていることが多い』
そして、原因は歯磨きの仕方にあるようで、
『歯ブラシの硬い毛で、研磨剤が入った歯磨き粉で横磨きすると、歯の表面が傷つきます。
寝ている間に、そこに小さな虫歯ができて酸に侵され、また横磨きして削る。
最近と磨き過ぎによる悪循環で外見以上に傷がつくのです。
~
しかも、習慣で同じ箇所だけを磨く傾向にあります。注意しましょう。』
なるほど・・・
確かに雑な磨き方をしている時に、特定の箇所の歯肉に触れると
ピキッっと電気が走るような痛みに襲われることがありました。
あの痛みは何ともいえません。
『歯磨きは、専門書が数え切れないほどあるくらい実は難しい。
自分に合った磨き方を知っている人は少数です。
中には歯を大きく削ってしまっている人もいるのです。
~
磨き方は歯並びや歯肉の状態などでも異なります。
「いまさら、歯磨き指導なんて」
などと思わず、歯科医院で自分に合った磨き方を教えてもらいましょう。』
まさにそうだと思います。
私の場合幼い頃学校の特別授業で教わってきた歯の磨き方が、
歯医者の指導により実は間違った方法だったということがわかり、
それ以降虫歯が激減・・・このような知覚過敏に似た症状もなくなりました。
歯科医院での歯磨き指導は実感を持っておすすめしたいと思います。