歯磨き以外で歯を白くする方法とは?

歯磨き以外で歯を白くする方法をご紹介するページです。

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歯磨きで歯は白くなる?

「白い歯」をキャッチフレーズにしている歯磨き粉がテレビコマーシャルなどで流されているので、ついつい「歯磨き=歯を白くする」というイメージを持ってしまいます。 しかし、本来歯磨きは汚れを取るものであって、歯を白くすることと歯を掃除することとは別次元の話のはずです。

「でも、歯を磨くと歯が白くなるよ」…それは、その人の本来の歯が元々白いだけのことです。
生まれつきや年齢、神経の有無によって歯は黄ばんだり茶色くなったり黒ずんだりすることがありますが、その本来の歯の色までは、歯磨きで変えることはできません。 コーヒー、お茶、タバコなどによる色素沈着も、歯磨きによって付着を防止することはできても、一旦付いた色素は通常の歯磨きでは落とすことができず、 無理に落とそうとすれば歯や歯ぐきを痛めることになってしまいます。

某歯医者の本では、歯を白くするという触れ込みの「アパタイト歯磨き剤」について、誇大広告であると言い切っています。 どんな成分の歯磨き剤を使おうが、元の歯の色に戻るだけ。歯磨き自体も、歯磨き粉についても、効果は「汚れを落とす」ということに尽きるということのようです。

歯磨き以外で歯を白くする方法とは?

それでは歯磨き以外では、歯を白くするためにどのような方法があるのでしょうか。
具体的には美容歯科などで行なう次のような方法あります。

「これらはどこに行けばやってもらえるのか?」…美容歯科または審美歯科です。 一般的な歯科では、虫歯や歯周病を治療するのが目的ですので、銀歯や色の違う詰め物も入ってしまいます。 しかし、美容歯科や審美歯科では、歯の治療に加えて美しい歯にするという目的もありますので、歯の色や歯並びに関して美しさも手に入れることができるのです。 (一般的に、美容目的の部分については保険が適用されませんので、料金は高くなります。)

白い歯でも虫歯が隠れている?

2008年8月27日NHKためしてガッテンでは、
「白い歯は健康」という歯の常識をくつがえすような内容が放映されていました。
白い歯・・・見た目には白くとも、表面には現れない「隠れ虫歯」があるとのこと。
まずは、虫歯になる過程から。

虫歯・・・ミュータンス菌などの虫歯菌が口の中の糖分を食べて出す「酸」が歯を溶かすことで起こるもの。
歯の表面のエナメル層・・・「エナメル小柱」という柱状のものが集まった構造になっている。

酸は、歯の表面から徐々に溶かされるのではなく、
エナメル小柱の間を染み込むようにして歯の内部を溶かしていきます。
そして、その段階になると、歯の表面のすぐ下に小さな無数の穴が開いている状態となり、
気泡が入った氷が白くにごるのと同じく、隠れ虫歯の状態の歯も白くにごって見える。
これをホワイトスポットと言い、一見すると白くて健康な歯でも、実は虫歯の進行段階だということで、
実験に協力した歯に自身のある男女12名全員に隠れ虫歯があったのです。
(ちなみに、通常の歯科検診では12名中2名に虫歯が発見された)

このホワイトスポットがさらに進行すると、歯の内部がもろくなり、
最終的にはいわゆる「虫歯の穴」となるわけです。怖いですね!